千度潮斎・・・・せんどじおい と読みます。(先日、始めて知った^^;)
明日、というか今日、行われる地元の行事です。
毎年、7月の大潮にあわせて行われていて、子供の頃から「おしおいとり」と言う名で
慣れ親しんだ、なぜか楽しみな行事のひとつです。
最近はかなり簡略かされているし、たぶん私の子供のころも既に
簡略化されていたと思われるため、本当のところは分かりませんが、
私が子供の頃は、千度潮斎の数日前に近所のおばちゃま方が集い、
藁でを編んで、ある形にしたものを、それぞれ家族の人数分用意し、
神棚に飾っておいて、前日か当日に海に行って、その藁に藻を巻きつけ
海水で清めてから、それをもって産土神社にお参りに行って奉納する。
朝、4時半ころ、太陽が昇る前に海と山(神社は山にある)に出かけるということだけでも、
子供の私にとってはエキサイティングなことでした♪
大人になってもなんとなくそのワクワク感は続いてます(笑)
「斎」 という文字自体に
「祭りの前に酒や肉を断ち、決まったところにこもって心を一つにして準備する/
ものいみ/祭りのためにきちんと心身をととのえること」という意味がある。
神道でも、この時期は大祓祭で身を清めますが、
昔から海と共に暮らしてきた地域は、そこに「潮」の存在は欠かせないんでしょうね。
1年の折り返し地点、それぞれの方法で、身を清めて、
後半も軽やかに滑り出せるとよいですね。
・・・・ちゅうことで、はやく寝なきゃ^^;